病気や症状に対する施療内容・施療期間の目安

とにかく体操AST大阪気功センターで今まで扱ってきた施療例から
ご提示しています。
まずは気楽に施療を受けてみてください。


1.痛み・慢性痛・原因不明の症状

頭痛、片頭痛、緊張型頭痛、耳の痛み、目の疲れや痛み、顔面痛、首や肩の痛み、頑固な肩の凝り、不定愁訴、原因不明の痛み、顔面神経痛、手術後の後遺症からくる痛みや症状。

施療目安

痛みの程度や痛みの性質、さらには痛みがどのくらい続いているかによって変わります。

今の辛い痛みを早く取ってもらいたい、という場合

⇒まずは2、3回受けてみてください。

痛みが長く続いていて、日常生活にかなりの支障をきたしている場合

⇒初めは2、3回ほど間隔を開けずに続けて施療を受けて頂き、その後は週に1回くらいを目安に2,3か月施療を継続しながら、痛みの様子を見ることをお勧めします。

施療1回で痛みが消えるケースもあります。すぐに痛みが消える場合は、時間の経過とともに痛みが再び出てくる場合もあります。痛みが出なくなるまでしばらく施療を継続する方がより安定していくでしょう。

施療内容

ASTの気で痛みの箇所のマイナスの気を取り除き、プラスの状態にもっていくことで痛みを治(おさ)めていきます。また痛みの箇所の滞っている血液の流れを活性化して、血流改善を図ります。
頸椎の変形性や異常からくる場合や、ストレイトネックや姿勢異常などからくる首、肩、後頭部などの痛みには、原因となる部位の施療を合わせて行なうことで、痛みの改善を図ります。

2.目、鼻の疾患(緑内障、副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎など)

緑内障

施療目安

基本は週に1回の施療となります。
緑内障については、病院の定期検査を受けて頂くことが必須となります。

施療内容

視野欠損がすでにある場合は進行停止に努めます。眼圧が高いケースでは、施療を継続することで多くの場合、眼圧は正常値に下がっていきます。予備軍のケースでは、定期的に施療を受けることで進行を抑えていきます。

副鼻腔炎、アレルギー性鼻炎

施療目安・内容

基本は週に1回が基本となります。症状が治(おさ)まれば一旦施療は終了となります。アレルギー体質が強く見られる方は、アレルギー体質改善の施療を継続していくことで再発がしにくくなります。

3.肺疾患・喘息など (喘息、気管支炎、間質性肺炎、肺気腫など)

施療目安・内容

 基本施療は週に1回となります。喘息など症状がひどく出ている場合は、施療回数を増やして速やかに症状を抑えます。継続して施療を続けていくことで、少しずつ体に良好効果が見られるようになります。

呼吸が楽になり、顔色が明るくなってくる。

肺の状態がよくなると、手足の指先まで酸素の量が行き渡るようになっていきます。
肺疾患特有の指先の黒ずみや、ばち状指などが改善されていきます。
また、ステロイドを多量に飲んでいると満月用顔貌(ムーンフェイス)や顔や首にシミができたりします。ASTを行なうことで血液そのものも浄化されていくので、そのような症状も合わせてよくなっていきます。

日常生活での活動が増えてくる

呼吸が楽になってくると、日常生活で自然と体を動かすことが増えるようになります。体力も付いていきます。

血液データーの改善と減薬

血液データーが改善してきますので、処方される薬の量も減っていきます

4.胃、腸、肝臓、甲状腺など

慢性胃炎、胃潰瘍、逆流性食道炎、頑固な便秘、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群、潰瘍性大腸炎、憩室炎、肝臓疾患(慢性肝炎、脂肪肝、薬物性肝炎など)
*C型肝炎などのウイルス性肝炎では発症時の施療はできません。キャリアーの方に限ります。

脂質異常(高脂血症、高尿酸血症など)
甲状腺(バセドウ病、橋本病)
その他の症状;貧血、手足の冷えと浮腫み

施療目安

基本は週に1回ほどです。症状によっては複数回必要な場合もあります。
病名が診断されている場合は、病院の定期的検査をもとに施療を進めていくことになります。

施療内容

これらの病気施療には、継続した施療が必要となります

特に胃腸に関しては、ストレス、不安などの心理的側面の要因から症状が悪化することが多くあります。したがって、患部の施療だけでなく、頭部の施療など心理的側面のサポートも併用します。

甲状腺、肝疾患については、全身症状に繋がる可能性もありますので、体全体のバランスを整える(生命維持機能を担う脳幹)ための施療も必要となります。

5.泌尿器(腎結石、腎炎、慢性腎不全、尿管結石、前立腺肥大など)

施療目安

基本は週に1回となります。慢性腎不全と診断された方でまだ透析に入っていない場合は、週に2,3回となります。

施療内容

腎臓の障害は全身の血液の汚れに繋がっていきます。ASTの気は、血液を浄化する力を持っています。繰り返し施療を受けて頂くことで、血液を浄化していくことが必要となります。
尿路結石、腎結石は、突然石が尿管に降りてきた時に激痛を伴う病気です。
気功施療では、できるだけ結石を小さくするように進めていくことで、自然に石を排出できる形へ繋げていきます。

前立腺肥大は、患者さん自身がそのことに気が付かず、慢性的な腰痛、下腹部の張りや下肢の浮腫みなどの症状で悩んでおられる方に見られるケースがよくあります。
前立腺肥大の施療を進めることで、腫瘍マーカー(PSA)も下がっていき、少なくとも現状維持から小さくなっていく傾向があります。
肥大が小さくなっていくにつれて腰痛などの症状は消えていきます。

6.自己免疫疾患

関節リウマチ、膠原病、アレルギー症状(アレルギー性皮膚炎など)

施療目安

自己免疫に対する全身の施療と個々の症状の施療、2方向に対する施療が必要な病気です。特に関節リウマチでは特に手の症状だけの場合なら、比較的痛みが取れて動きがよくなる傾向があります。
施療目安
1、症状が治まっている場合には、週に1回ほど、2、症状が出ている場合は、症状を速やかに治(おさ)めるために週に複数回必要となります。
全身症状をきたす病気ですので、施療期間は年単位となります。まずは患部の症状を治めていくことが目標です。ただし、施療を継続していくことで、患部の症状の出る頻度や程度は、その方の病気の状態に合わせて減っていきます。

施療内容

この病気は気温差、気圧の変化や日常生活での体への負荷により、痛みが悪化することがよくあります。また、病気に対する不安感やうつ状態など心理的側面がさらなる痛みや症状の悪化の引き金になることも多く見られます。
体の施療と同時に心理的側面の施療も対応していくことが大切です。
施療を継続していくことで、突然悪化するような症状の波は年単位で減っていきます。
ゆっくりですが、日常生活を落ち着いて過ごす期間が増えていきます。

7.脳と神経

脳血管障害(脳出血、脳梗塞)の予防と発症後の再発防止、後遺症、高血圧

施療内容・目安

施療の基本は週に1回となります。
ASTの気は、特に血液、血管系に相性がよく良好効果を引き出しやすい特質があります。ASTは高血圧、脳血管障害の予防や再発防止の効果には定評があります。
また、脳血管障害の後遺症による運動障害については、気による麻痺側の手足の運動機能の活性化を行ないます。
また
麻痺側のしびれや痛み、嚥下機能障害や発声の障害などにも、対応できるASTの技術が色々あります。
後遺症については、早期のリハビリと併用することでより相乗効果が見られます。

8.パーキンソン病、多発性硬化症

施療内容・目安

免疫疾患と同様に、この病気は全身の施療と患部(特に痛みや症状が出ている箇所)の2方向に渡る施療となります。
また心理的側面によって日々の状態や症状が左右されることが強く出る病気のため、心理的な施療も併せて行なうことになります。
施療目安は週1回が基本ですが、状態によっては週に複数回必要となります。
施療の目標はまずは良好効果と進行停止です。
辛い症状を治(おさ)めながら、通常の日常生活を送ることを目指します。運動機能に対しては機能アップを図ります。
多発性硬化症に関しては痛みのコントロールが重要となってきます。
また、多種多剤投与からくる薬害を除去することも重要な施療になってきます。

9.整形疾患

椎間板ヘルニア、いわゆる腰痛症、頚椎症、足裏の痛み、背骨の痛み、変形性膝関節症、変形性股関節症、五十肩、ばね指、外反母趾、腱鞘炎、側弯や猫背からくる痛み、骨粗しょう症からくる痛みなど。

施療目安・内容

基本は週1回となります。まずは痛みや症状のある患部を主体とする施療を行ないながら、最終的には体全体のバランスを整えて患部の安定を図っていきます。
整形疾患に関するASTの施療技術は20数種類以上あります。
それぞれの症状に合わせた施療技術で対応することができます。

10.心臓疾患、不整脈、高血圧

心筋梗塞の予防と発症後の再発防止、不整脈、狭心症、高血圧

施療目安・内容

基本は週に1回で、心臓にあるマイナスの気を取り除く施療が中心となります。
不整脈などの不快な症状は治まっていきます。
また、カテーテル治療の後、気功施療を継続することで、再発予防を行ないます。

11.腫瘍、ポリープ

大腸ポリープ、胃のポリープ、腫瘍摘出後の再発防止、抗がん剤の副作用の解毒施療、病院で手術できないケースの腫瘍、骨髄異形成症候群など。

施療目安・内容

施療回数の目安は、ポリープでは週に1回、悪性腫瘍の場合は、基本は毎日、もしくはできるだけ多くの回数が必要となります。必ず病院の治療や診察を継続していただく形となります。

悪性腫瘍の場合は
病院治療と併用して積極的に腫瘍を小さくしたいケース、
腫瘍切除後の再発防止のため、
病院では手術ができず、抗がん剤や放射線治療などを中心に受けていて、全身状態がよくないケース、などがあります。

のケースでは、できるだけ多くの施療回数が望ましい形となります。
の再発防止目的では、放射線や抗がん剤治療など病院での治療がすでに終わっている場合、基本施療は週に1回になります。全身状態が安定していれば月に2回ほどフォロー
をしていきます。施療期間は2年間で、異常がなければそこで終了となります。
ただし、乳がんのケースでは5年となります。
のケースで現在病院治療、抗がん剤施療などを受けている場合、様々な副作用によって全身状態が不良という方が多く見られます。そのような場合は、施療回数を増やして全身状態の改善と薬害除去や抗がん剤の副作用に対する施療を行ないます。

腫瘍の施療は、回数が多いほど良好効果を期待できます。また腫瘍のサイズが3㎝以内なら小さくなる傾向を示します。
しかし腫瘍が多く点在している場合や腫瘍のサイズの数や進行度、悪性度や施療回数が少ない場合はそれには限りません。
腫瘍の施療をご希望の場合は、当センタ―でできることのご説明をさせていただいた上で行なうことになります。

12.不妊症、更年期障害など

施療目安・内容

基本は週に1回となります。
不妊症は、女性では子宮中心に、男性では恥骨上周辺中心にマイナスの気を取り除いていきます。内分泌腺に対応する気でホルモン分泌バランスなどを
図ります。
*すべての施療は服の上から白い布を置いて行ないます。女性の場合は女性の気功師が対応します。

不妊の原因が分かっている場合には、その原因に対する施療を行ないます。
原因不明の場合は、子宮の施療だけでなく、全身状態の向上を図っていきます。
当気功センターで、原因不明の方で妊娠されたケースがよくあります。

更年期障害は男性も、女性もどちらにも見られる病気です。不快で辛い様々な症状に合わせて対応していきます。またリラグゼーションや自律神経系を整
える治療技術を合わせて取り入れ、体の調子を整えていきます。

13.心療内科系

(鬱症状、パニック症、不眠、だるさや体の不調からやる気が出ない)

施療目安・内容

現代病としてここ近年訴えが多い症状です。基本は週に1回ですが、心理的側面が全面的に出てくることが大きな要因となっているので、症状を治めるために週に複数回施療を行なう場合もあります。
この症状についても、施療期間は半年から年単位が必要となります。
施療を継続することで、心理的側面の浮き沈みの波は次第に落ち着いていく経過を辿ります。
ASTの気には神経に作用するものもあります。
この気を利用して、リラグゼーションや自律神経系のバランスなど行なっていきます。