葉付きニンジンのふりかけ
この時期、葉付きのニンジンがよく手に入ります
ニンジン葉はとても栄養が豊富です。
効用は、βカロテンが豊富で、抗発がん作用、
免疫アップの作用があります。
また、体内でビタミンAに変換されることから、
疲れ目に効果があり、
髪、粘膜や皮膚の健康などにも役立つようです。
また、ビタミンCや、ビタミンEを含むので、
抗酸化作用や活性酸素の除去にも、
動脈硬化や心筋梗塞などの予防、血行がよくなるなど、
なんともはや、力強いすぐれものです。
何とかして食したいと、
そのふさふさした柔らかい手触りの、
深緑のニンジン葉を見るたびに、思うのですが、
さて、どうしたものかと、その一方で躊躇してしまいます。
ニンジン葉の一番簡単な食べ方は、
なんといっても、かき揚げです。
ニンジン、タマネギや、サツマイモ、あるいは、じゃが芋、
ちくわもあれば、上出来です。
それらをすべて千切りにします。
そこに手でちぎったニンジン葉を入れて、
さっとかき揚げ。
紅ショウガや乾燥の桜エビなどをいれると、
ニンジン葉の苦みがうまく調和されて、
風味豊かで、一層美味しいかき揚げになります。
ところが、かき揚げで用いただけでは消費できず、
ニンジン葉がいつも余ってしまうのです。
かき揚げの他の使い道としては、
ニンジン葉のお浸しも美味しいのですが、
茎が硬かったりすることがあり、少々難儀です。
もっと簡単で、さらっと、そして全部食べ切れる方法はないものかと、
思案しつつ、やっとたどりついたのが、
そうです。
葉付きニンジンのふりかけ、
でした。
さっと水洗いして、部屋干しで2日程。
太い茎は外して、フードプロセッサーなどで粉末に。
所要時間数分です。
これなら、お味噌汁にかけてもよいし、
ごはんの上にふりかけとして、
ごまと一緒にかけるととっても美味しい。
こうして、我が家では、朝食時の納豆のふりかけの、
定番になりました。
ぜひ、一度試してみてください。