/ 7月 20, 2018/ 新着情報, 気功治療

体の汚れを取るために、毎日お風呂に入る。
そこで、一日の疲れを取り、体を癒すことができる。
気分転換や、リラックスもできる。

近所の田んぼでくつろぐ?合鴨

ASTの自己ケアは、そんなお風呂のようである。
右手から出る気で、気を体の不調の箇所に送り、体の調子を整える。

体の緊張している箇所、痛みのある箇所、凝っている箇所を見つけては
せっせとケアする。

面白いもので、やり出すと止まらない。
ここも、そこも、あそこも、ついでにケアしておこう。
そんな気分になる。

実は、リラックス効果や気分転換を図るには、家族ケアの方がもっとよい。
やはり、自分でやるより、誰かにやってもらう方が、数十倍も気持ちがよいのである。

家族の誰かが、ASTをやれるとなると、
―ちょっとお願い、ここが辛くて。
とASTをしょっちゅうおねだりすることになる。

奥さんの病気のケアをするためにASTを始められた、1人のご主人がいた。
ある日、彼が、当センターに来られるなり、息せき切って話を始めた。

―ついに私は、行列のできる気功師になりました!

ご主人は、奥さんの病気を施療するついで、息子たちのケアもするようになったそうである。
2人の息子たちは、ASTの気持ちよさに味をしめ、父親が仕事から帰るのを待ちわびて、順次、体のケアを頼むのである。

―だから、毎日、忙しくて。
家族が父親として頼ってくれることに嬉しく、どこか誇らしげであった。

当初は私にできるだろうか、と不安な様子だった。
いつしか、奥さんのケアをよくするには、どのようにしたらよいのか、このやり方でよいのか、息子の胃腸を強くするにはどうしたらよいのか、など、ASTを熱心に学び始めた。

家族の1人1人の体の調子を見て、感じて、ASTを毎日続けられた。
そんなご主人が、とっても粋に思えた。

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