令和の時代がいよいよ始まりました。
AST大阪気功センターでは、この4月28日の日曜日に平成最後の気功勉強会を開催しました。
当日は、プロとしてAST気功院を開業している人や、今はAST気功で家族ケアにいそしんでいるという人など、大阪周辺の気功師たちが集まりました。
ご参加された患者さんは、当気功センターのホームページやFacebookなどを見てAST気功に興味を持たれた方が、当日急きょご参加されたり、遠方からお越しいただいた方などもありました。今回は初めてAST気功施療を受けられるという方3人お越しいただきました。
患者さんの皆さんは、当初はどんな気功かと興味半分、不安半分?のような、少し緊張された面持ちでした。しかし、当日参加した気功師達は皆気さくなものばかりです。プロとして気功院を開いているものの他には、気功を離れると、通常はサラリーマン、看護師、主婦、保育士などをされている人たちです。和気あいあいの雰囲気の中で施療が始まれば、皆真剣そのもの、一生懸命気功施療に没頭します。
開場はシーンと静まり返り、症状のある箇所の上に置いた施療布の上を撫でる音がするだけです。そのうち、患者さんはその気持ちよさにグーと眠りに入っていかれます。
「はい、これで終了です」という合図の下で、1時間の施療が終了となります。始めたご参加された患者さんたちは皆深い眠りから覚めた様子で、「あー気持ちがよかった」と開口一番。皆さんそれぞれが気にされていた症状が減り、楽になったご様子でした。また、「今日思い切って来てよかった」と、それぞれ嬉しいお言葉を頂きました。
患者さんの中には、症状を取るためにいろいろな所に行って施療を受けたり、トレーニングしたりしたけれども、AST気功がダントツで楽になった、というメールを翌日に送ってくださった方もありました。本当に気功師冥利に尽きる言葉です。
この勉強会は、実際気功院で行なう施療と同じように、1時間という枠内で、実際の患者さんや気功師どうしで施療を行ないます。
AST気功を行なう気功師にとっては、自己研鑽のためや、このような症状にはどのような技術を用いたらよいかなどを皆で考え、実際に試して、その効果を見る、という絶好の機会です。気功師どうしで施療をし合う場合には、特に、症状のある部位を触る手のタッチや患部に気を入れる意識などを互いに確認し、気功施療の意識をより高めることができます。
通常の施療では、患者さん1人に対して、担当の気功師1人が施療に当たります。しかし、この勉強会では、症状の深刻さに応じて、複数人の気功師が力を出し合って施療をすることができるまたとない機会でもあります。
日頃ASTの施療を受けている方でも、慢性病でなかなか症状が改善しないという方、あるいは症状がシビアな方には、複数人の気功師が同時に気を出して施療することがあります。というのは、一同を介した気功師達が、症状を起している部位に施療の気(ブラスの気)を一気に入れることで、慢性的に固定化してしまった症状に変化をつけることができるからです。
症状の原因となるチリ、アカ(あるいはマイナスの気)を1度にできるだけ多く取り出すことができることで、症状が一気に緩和したり、良好効果へ持っていくことができるのです。これをAST気功では”アイスブレイク”といいます。AST気功を学ぶ気功師にとっても、患者さんにとっても一挙両得の勉強会です。
次回は6月23日(日曜日)に開催します。AST気功にご興味ある人も、一度お試ししてみようと思う方、ぜひ一度ご参加ください!