/ 1月 6, 2020/ スタッフ日記, 新着情報

令和2年目となりました。
今年はどんな年にしようかと、たくさんの希望や新たな目標を掲げて、新年を迎えられたことと思います。

竹林から朝日。

私達は“今年こそは”、ということで、長年温めてきた『やり直し英語』を開始しました。
学生気分に戻ってパラパラと英単語本をめくっていた時、ふと大学の教官を思い出しました。

久々の英語。

―その大きな袋の中は何? えっ、自転車?
それでどこに行くの?

駅で列車を待っていた時大学のゼミ指導の教官に偶然出会いました。
当時まだ病院で勤務しながら、夜間の外国語大学に通っていた頃で、有休を利用しての自転車での1人ツーリングに出かける時でした。

袋の中がツーリング用の自転車が折り畳んだものだとわかるや否や、
―悪いけど、ちょっと中身を見せてもらってもいい?
と興味津々の教官。
日頃、教官とそんな雑談をする機会もないので、どのように応対したらよいのかと少々戸惑い気味の私をそっちのけで、茶目っ気たっぷりの教官は次から次へ矢継ぎ早に質問攻めに。

―それは、楽しみだね。
と、一息ついた後、ふと思い出したように話を始められました。

―僕が学生だった時、やる気がなくなったことがあった。何もする気がしないし、かといってすることもなく暇を持て余した。仕方がないので、英単語でも覚えようと思い立った。気が付くとその時1万語くらい覚えたかな。

なぜ、あの時、教官がそんな話をしてくれたかは、今はもう覚えていません。
私達が今年やり直し英語を始めようと思い立ったのは明確な目標があるわけでもありません。何か自分たちに刺激をもたらすものを探していたからかもしれません。
小さなことでも、何か始めると何かが変わるかもしれない。
でも、その一歩を踏み出すことがなかなか難しい。邪魔くさかったり、気持ちが乗らなかったり。。。でも気構えることなく、小さな一歩を踏み出せば新たな世界が見えて来る。そんなことを教官は言いたかったのかもしれません。
英文を読み始めて、久しぶりわくわくした気持ちになれたのもそのおかげかもしれません。
今年、小さな一歩を踏み出してみませんか?

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