/ 12月 7, 2020/ スタッフ日記, 新着情報

例年なら、本格的な冬を迎える前の鮮やかな紅葉で心躍るひと時。

散歩の途中。

今年は仕事やお商売の形だけでなく、日常生活の在り方、休日や余暇の楽しみ方までもが新型感染症の影響で大きく変わらざるをえない状況になりました。
政府が勝負の3週間と位置付けた先の週末は、お出かけを近場の公園などで済ませた方も多かったのではないでしょうか。

秋の色。

さて、久しぶりに緑地公園へ紅葉を見つけに外に出て見ました。残念ながら赤や黄や茶など色とりどりとまでは言えないにしても、たくさんの秋の気配を感じることができました。道端に落ちているたくさんのどんぐり、池に向かって伸びている木の枝の上で、微動だにせず、しゃんと背筋を伸ばして佇んでいるサギ、池でのんびり泳いでいるカモの姿は毎年この時期の恒例の風物詩。薄茶やこげ茶、緑や深緑の幾つもの色の重なり合ったできた落葉の道。その上をシャキシャキと踏みしめながら歩く爽快感。
いつもと同じ秋の気配を確かめつつ、今年の何とも言えない閉塞感が手伝ってか、それだけではなんとなく物足りず、いつもとは違うコースを歩いて見ることに。そして見つけたのが次の写真です。

鏡のような池。

反転して映る木々。

池の水面に見事なほど紅葉の木々が反転して映し出されています。
近場にこんな素敵な場所があったなんて。昨年まではつい意識が自分の周りより、もっと外へ外へと向かっていたのが、今年はステイホームよろしく、なんでも自分の身の周りで済まそう、近場で済まそう、と意識が内へ向かっっていきます。そして改めて発見する新鮮な事、というより目を向ける事がなかったこと。そんなことを実感した日となりました。

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