/ 2月 28, 2023/ スタッフ日記, 新着情報

鳥インフルエンザによる影響が卵の値段の高騰となって日々の暮らしに跳ね返ってくると想定した人は少なかったのではないでしょうか。

川原で見つけた水仙。

TVニュースで流れる消費者の嘆きの様子とはよそに、生産者側にしても日々大変のようです。いつ自分のファームのニワトリが鳥インフルエンザにかかるか分からないという不安の中、時間の許す限り、通常の業務以外に感染予防のための鶏舎の消毒、殺菌などに追われる毎日のようです。

緑地公園では梅の花が咲き始めています。

さらに、今年は強い寒気に何度も襲われたことで、例年なら見られない積雪の中でニワトリが生きていくのもその負担が大きかったようです。それを象徴するかのように、頑張って生んでくれたその卵はサイズが小さめだった、という記事を読みました。“どうか大切にこの卵を食べてください”、とそのファームの方は綴っておられました。

緑地公園では、菜の花が咲いていました。

そういえば、JICA(国際協力機構)海外協力隊の方が、ボランティア活動の土地で、“ゆで卵は完全食であり、卵1個で大きな栄養を摂取することができる。そして子供たちが最も大好きな食べ物”と話されたのを聞いたことがあります。卵は通常の数々の食事のレパートリになるだけでなく、嗜好品のお菓子の材料にも事欠かせません。卵が大好きなのは子供たちだけではなく、大人でも好んで召し上がる方は多いと思います。卵の生産者と消費者、そしてせっせと毎日おいしい卵を産んでくれるニワトリの三者の関係のバランスがうまく取れてこそ、皆が幸せになれるのですね。

 

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