何か新しい期待や何かワクワクするような希望や目標、あるいはちょっとした不安や焦燥、そんな綾なす思いを秘めながら、この1月を迎えられたのではないでしょうか。

以前にもお話したことがありますが、当気功センターには長年来施療を受け続けておられる患者さんが何人もいらっしゃいます。そのほとんどが10年以上になられます。
理由は病気や症状がよくならないから、というのではありません。当初の症状は治(おさ)まったけれども再発防止のために、あるいは体の別のところに症状が出てきたから、あるいは体調を維持したいからなど、理由はさまざまです。
もし、なんらかの良好効果や症状が治(おさ)まるということがなければ、すぐに患者さんは施療を止められたでしょう。そのところはやはり患者さんはシビアに判断されます。
気功施療を継続される理由の一つには、患者さんの症状の改善だけでなく、血液検査や病院の検査結果が、気功開始前に比べて、より改善傾向を示すからです。
そして今日お伝えしたいのは、AST気功を受けられて症状がよくなった患者さんというのは、他に症状が出たとしても、気の体がASTの気功でよくなる体験をしているため、ASTの気功で症状を早く治(おさ)まりやすく、なるということです。
腰の骨が滑っていることが原因の腰の痛みは、どの病院にいっても治せないと言われた60歳を過ぎた女性が当センターに来られました。施療院から遠方でしたが、週に1回の施療を1年ほど通われ、痛みは消失、生活に支障ない状態になりました。そこで施療は終了となりました。それから20数年後突然その息子さんより連絡があり、母が90歳過ぎて施設に入っているのだが、腰が痛くて体が起こせない状態です。何とかしてもらえないかという相談を受け、しばらく遠隔で対応してみることになりました。

当時その患者さんを担当した気功師は、20数年という間隔が開いていたにもかかわらず、気の体を施療すると以前施療したときの感覚が呼び起され、あの時から継続しているかのように、自然に施療することができたのです。そして2週間くらいで患者さんの腰の痛みは治まりました。
ここに肉体ではなく、気の体を施療するということの意義があるように思います。肉体からアプローチする道は多々ありますが、その一本道しか方法はないのではありません。気の体からアプローチする道があるということです。しかも気の体に向かう道は肉体がないがゆえにさまざまな可能性を秘めているのだと思います。