青や白、ピンクといった色鮮やかな紫陽花が街のあちこちで見かけるようになりました。夏に向かって一段と深緑してきた木々とのコントラストが気持ちよく映ります。 先日ずいぶん古い患者さんの息子さんより電話を受けました。施設に入所している早92歳になる母が腰を痛めて動けないでいること、痛みで腰を伸ばすことができず、ほとんど終日テーブルに前屈みで寄りかかる姿勢以外しか取れないこと、病院の薬ではどうにもならないこと、以前こちらに気功でお世話になっていたので、もしかしたら良くしてもらえるのではないかという内容でした。その方がこちらで気功を受けておられたのは20数年前のことです。その頃のことを家族の方が覚えておられたというのは嬉しい驚きでした。
Category Archives: 記事一覧
淡いピンクに染まった見事なソメイヨシノの見頃があっという間に終わりを告げたかと思うと、それに続けと言わんばかりに街のあちらこちらに春を代表する可愛らしい花達が顔を出しています。 当気功センター裏の公園の花壇にも、赤、黄、ピンク、白、紫などの色鮮やかな花が賑やかに植えられ、春ムード満載です。ふと足元を見渡すと、先ほどの明るいパステル調の雰囲気とは一転して、茶色やこげ茶などの落ち葉でいっぱいです。実は春も落ち葉でいっぱいということをご存じでしょうか?この公園の落ち葉の主は、一本のクスノキです。 当センターのHPのスライドショーにも登場してくれるあの見事な大木です。春はクスノキの木陰で楽しそうにお弁当を広げる親子、夏はその木陰で涼む
今年もお願いいたします。本日2日は、大みそか、元旦とは打って変わり、大阪ではお天気に恵まれ青空がまぶしい日となりました。陽気に誘われて、外出されている方も多いのではないでしょうか。 先日TVで各種多様な職種のその道の知識人たちの討論会がありました。新型感染症が始まって以来、世界中を巻き込んで、今なお苦心している感染症対策とそれに関わる経済、社会構造の問題について、熱き議論の応酬のバトルに思わず釘付けになりました。残念ながら、その内容はかなり専門的な話にまで及んだこともあり、こちらの理解が及ばないところが多々ありました。その中で、新型感染症によって、経済をさらに低迷にさせてきた大きな理由の一つに、“不安”あるいは“不安感”が挙げ
病気や様々な症状が始まるきっかけとなる引き金の多くはストレスです。身近なところではうつ症状や不安症状や不眠や、あるいは片頭痛や不整脈や生活習慣病の代表格である糖尿病などもストレスが挙げられます。 このような症状が始まったのは何かきっかけがあつたのですか?という問いに、たいていの方は最近ストレスばかりで、とお答えされる患者さんが多くいらっしゃいます。しかし患者さんが意図される“ストレス”とは、単なく生活環境からのストレスであったり、ハードワークのような肉体的ストレス、あるいは騒音や排気ガスや大気汚染などの機械的、化学的な刺激によるストレスなど直接的なものとは違うようです。いわゆる職場や家庭で受ける“精神的な苦痛”を“ストレス”と
先日の日本人半世紀ぶりの快挙となったショパン国際コンクールに反田恭平氏と小林愛実さん2人が入賞という報道は今の抑圧された社会に明るい希望の光となったように思います。 同時に新型感染症による社会構造の変革が今回のコンクールで遅れを取っていたクラッシック界にオンライン化を導入させることになりました。その結果、世界で40万~50万のファンが今回のコンクールの配信に熱狂したのです。もちろんその本選の様子をYouTubeで見て、とても感動した1人になりました。 ショパンの協奏曲第一番を繊細で優雅で、一糸乱れることなく柔らかくすべらかな10本の指で奏でていく様子に気が付くと食い入るように見入っていました。それぞれの解釈で表現しようとされた
何回くらいでよくなりますか? これは気功施療のお問い合わせの時や初回の施療後に必ずと言ってよいほど受ける質問です。 その度にこちらも少し返答に躊躇してしまうことになります。 お辛い症状や痛みがすぐに改善できればよいですが、こちらに来られる方のほとんどが病院治療やいろいろな他の施療をやりつくされて思うような結果が出なかったために、当気功センターに来られるというケースが多いです。 その時来られる患者さんの状態によって、施療効果がどのように現れるかは様々です。 最近お見えになった帯状疱疹後神経痛の方は、病院治療とペインクリニックで激痛を乗り越えてこられました。あまりの痛さで死んだ方がましだとさえ思った時期もあったそうです。なんとか今
『熱中症』という言葉がすっかり定着してきました。ここ数年、熱中症で亡くなるという悲しい出来事が相次いでありますが、数十年前の子供時代には、見られなかった気がします。 子供時代、夏休みになると、祖父の実家に子供だけでお泊りに行くのが恒例でした。 鈴なりになっている真っ赤なトマト畑。白く可愛い花が咲いているキュウリ畑、太くまんまるに育ったナスが、たわわにゆらゆらと風に揺れている風景。 井戸水のそばにはスイカやジュース、ビールなどが冷やされていました。 子供心に、田舎の生活で一番不思議だったのが、朝、昼、夜と、必ず食膳に出てくる、鉢一杯のトマトやキュウリ達。 これらは夏野菜の収穫の代表選手で、商品としてはねられた、少し傷ものを食べる
春の訪れを梅の花が歓喜しているこの祝いの時期をよそ目にやってくるのが、スギ花粉の到来です。 あ~、また辛い時期が来た、という声があちこちで聞こえてきます。 花粉症の一般的な治療と言えば、抗ヒスタミン薬や鼻の粘膜にレーザー照射などです。 しかしそれらは、アレルギー体質を改善させる治療法ではありません。 次世代の治療薬“シダトレン” 2014年10月に、舌下免疫療法の舌下減感作療法薬、商品名は“シダトレン”が発売されました。 これはアレルゲン(アレルギー症状を起こす原因となるもの。花粉症ならスギ花粉やヒノキなどをいう)を体内に少しずつ入れることで、アレルゲンに対する免疫をつけていくという根本治療を目指した治療薬です。 これは次世代
AST気功便り 緊急時の遠隔 新年おめでとうございます。 健康と精神的免疫 良くなるということ 私の父 免疫が上がるということ あけましておめでとうございます。 オンライン面会と遠隔気功での気のコミュニケーション 捻挫の“遠隔”とおばあちゃんの知恵袋からー豆腐パスター ポジティブ思考が体の免疫に良好効果 AST気功便り1 薬害と火の技法 イベント 9月22日の気功治療会の報告 7月の気功治療会の報告と気功治療会のご案内 6月23日の気功治療会の報告 痛みを感性で捉える イベント情報 9月22日(日)AST大阪気功センターで治療会を開催します。 お知らせ 熱中症とマスクとお風呂 6月23日の気功治療会の報告 痛みを感性で捉える