今年はいつものお正月という気分もなく、あっという間に仕事が始まったという方も多かったのではないでしょうか? そのスタイルも“テレワーク中心”ということで昨年以降少しずつ今までのライフスタイルを行動変容せざるを得ない状況が続いています。行動変容ということでは、AST大阪気功センターにいらっしゃる患者さんも、最近対面施療から遠隔に切り替えられる方が増えてきました。車でお越しの方はいつも通りお越しになっておられますが、どうしても公共交通機関などを利用される方はやはり不安が先立つからです。 基本的には対面施療も遠隔施療もその効果が変わるということはありません。ただ対面施療のメリットは、実際に患者さんのお顔を見ながら、症状のある箇所を実
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この10月22日厚生労働省は高齢者施設の面会制限の緩和する方向に向けての条件を示しました。 新たな感染防止策や地域の状況に応じて、高齢者の重症化リスクなどの問題など不安要素はいくつかありますが、入所者の方や家族側にとってひとまず安堵できるニュースだったのではないかと思います。これまで新型感染症対策として、高齢者施設や病院での家族の面会は一律に中止されていました。面会制限に伴い、高齢者が家族の顔を忘れてしまうなどの認知症状の悪化が懸念されていました。それは高齢者施設だけに限らず重い病気で長期入院を余儀なくされている方の家族にとっても面会ができないというのは非常に不安な状況だったのです。家族が入院している知人たちの話では、病院側か
つい1,2週間前のこと、ある知り合いからSOSのメールが来ました。物を取ろうとして転びかけた。その際、どうやら足首を捻挫してしまったようだ。遠隔をお願いできないか、という主旨である。すぐに返信メールでOKをしたものの、思い直して、電話で様子をお尋ねすることにした。案の定、痛みで思うように動けない様子。捻挫した足は腫れていませんかと問うと、“そうい言えば痛みばかりに気を取られていてので、腫れて熱を持っているのに気が付かなかった”。では、湿布か何かで冷やしてくださいとお伝えする。 “あいにく湿布薬は手元になく、氷で足首を冷やすのは難しそうなので、濡れタオルでもよいでしょうか?” では豆腐はありませんか?と問うと、“絹ごしならありま
この夏は感染と熱中症、自然災害関連のニュースでなんとなく気持ちが停滞しているという方も多いのではないでしょうか。そんな中7月16日の毎日新聞の朝刊にひっそりと、けれども目を引く小さな記事が出ました。 「ポジティブ思考 アレルギー改善」山梨大研究グループ 昔から言われている「病は気から」の科学的根拠にストレスによる体調不良については研究があるが、ポジティブ思考が体の免疫に良好効果をもたらすという研究報告です。今回それが初めて照明されたのだという。(7月16日毎日新聞、THE SANKEI NEWS 2020 7 5 オンライン) 花粉症や喘息、アトピ―などのアレルギー性疾患は精神的なストレスで症状が左右されることが周知の通りです
梅雨入りが始まる6月の研修会では、『火の技法』という“治療の気”を身に付けることができる特別な月です。 火の技法とは、文字通り、“火の気”のことです。よくマンガやSF映画などで、ヒーローが悪者に対して手からボッと勢いよく火を出すシーンがあります。 自分勝手な想像ですが、火の技法は、それに近い感じなのかな? ヒーロー気分で,一人ニンマリした覚えがあります。 とは言え、AST気功では、映画とは違い、その対象は患者さんです。 それではいったい”火の気”で何を燃やすのかと言うと、その中心は〖薬害〛です。 慢性病や重い病気のために長期に亘り強いお薬を飲用している場合や、抗がん剤治療などで体内の残留した薬害を燃やすのです。 肝腎要と言いま