日々の生業に気功をしているおかげで、日常生活で便利なことが多々あります。 その1つに、スーパーなどで“おいしい顔”を発見する楽しみがあることです。 例えば、今果物コーナーでは、旬の梨や柿やリンゴやみかんなどで、盛りたくさんです! 梨1つにしても、種類は豊水、幸水、新高梨、20世紀梨など、どれもこれも美味しそうで目移りしそうです。どれを購入しようかと迷ったりしませんか? そんな時、“おいしい顔”を探すのです。 そんなに難しいことではありません。誰にでも簡単にできることです。 まず、梨なら、梨をじっと見ます。 どれが “おいしい顔”の梨かを探します。 美味しそうに見える顔、美味しいよ、とこちらに呼びかけていそうな顔を見つけるのです
最近おなかにやさしい米粉のパンが静かなブームを呼んでいます。パンが大好きな人でも小麦アレルギーを持っていることに気が付かない人が多いようです。世界的に有名なテニスプレイヤーのジャコビッチも完全なグルテンフリーの食生活に切り替えて今の活躍があると言われています。彼は重篤な小麦アレルギーだったそうです。米粉で作るパンは粘りが出にくいため、小麦グルテンを加えて膨らませないと、なかなかふんわりとしたものになりません。なので、市販の米粉のパンは、小麦グルテンが入っているので、完全な米粉パンとは言い難いのです。そこで、ゴパン(米からパンを作るホームベーカリー)を使って完全なる米のパンを作ることに密かに闘志を燃やしてきました。そしてついに、
小さい頃、レンコンはお正月の食べ物だと思っていました。お重の中に楚々と、よそ行き顔で鎮座している真っ白い酢レンコンや、煮しめの中のニンジンやシイタケやタケノコともに、たくさんの穴をこちらに向けながら、ひとしきり存在感を醸し出しているレンコンです。 それがハスの花の地下の茎だと分かった時は、にわかには信じられませんでした。あのハスの花には、もっと姿形が凛々しいものであってほしかったのかもしれません。 さあ、これから秋から冬にかけてレンコンは旬を迎えます。 穴は先が見通せるという縁起を担いで、お正月料理には欠かせないものです。 実はレンコンは、たくさんの穴から酸素を吸って二酸化炭素を吐き出すという変わり野菜のようです。 しかし、そ
9月から10月にかけての季節の変わり目に、体調を急に崩される患者さんは少なくありません。 この時期、ブタクサによる季節性のアレルギー性鼻炎、夏から秋にかけて増えるダニや死ダニ、ハウスダストを吸い込むことによる通年性のアレルギー性鼻炎は突然やってきます。 そして今回のテーマである気管支喘息発作が起こりやすくなるのもこの時期です。 秋の空気は乾燥しているので要注意 秋は空気がとても乾燥して冷たくなっています。 通常、喉や気管支は、その粘膜表面に流れる粘液によって適度に潤いがあります。体内に入る外気は、鼻の中で適度な湿度と温度になって、喉、気管、肺の中へと入っていきます。 ところが、乾燥した冷たい空気が体内にいきなり入ってくると、喉
台風一過、緑地公園にも秋の気配が漂ってきました。
AST気功は、ひと言で言うと“治療の気”を使って、病気によって生じたからだの中にあるマイナス成分を取り除く施療法です。 実際には、症状のある箇所に、施療用の布を(服の上から)置きます。その上をゆっくりと、手で撫でながら、治療の気を患部に送ります。 これにより、“治療の気”が患部にあるマイナス成分を押し出してくるのを体の表面から取り除いていきます。 気功師は、症状のある体の箇所を洋服の上から触れるのですが、“治療の気”は肉体を介して“気のからだ”に送られます。 病院で治療する対象は“肉体”ですが、ASTの対象となるのは、“気のからだ”、ということです。 ASTでは、“肉体”と“気のからだ”は重なりあって互いに作用し
最近、某出版社の方とお話する機会がありました。 AST気功には、『病院治療と併用する』というモットーがあります。 私達にとっては、ごく当たり前のことですが、そこにとても興味を持たれたようです。 というのも、初めてお問い合わせていただいた方に、開口一番、病院に行かれましたか?とか、病院に行かれていないなら、まずは病院で診察を受けて診断してもらってください、などと、説明される民間療法は、AST気功クリニック以外では、あまりないのではないでしょうか? 患者さん側にしたら、ちょっとした症状を、自宅近くの民間療法で楽にしてもらえるなら、それに越したことはありません。病院で診察を受けるまでに、長い時間待たなければならないことを考えたら、サ
『熱中症』という言葉がすっかり定着してきました。ここ数年、熱中症で亡くなるという悲しい出来事が相次いでありますが、数十年前の子供時代には、見られなかった気がします。 子供時代、夏休みになると、祖父の実家に子供だけでお泊りに行くのが恒例でした。 鈴なりになっている真っ赤なトマト畑。白く可愛い花が咲いているキュウリ畑、太くまんまるに育ったナスが、たわわにゆらゆらと風に揺れている風景。 井戸水のそばにはスイカやジュース、ビールなどが冷やされていました。 子供心に、田舎の生活で一番不思議だったのが、朝、昼、夜と、必ず食膳に出てくる、鉢一杯のトマトやキュウリ達。 これらは夏野菜の収穫の代表選手で、商品としてはねられた、少し傷ものを食べる
体の汚れを取るために、毎日お風呂に入る。 そこで、一日の疲れを取り、体を癒すことができる。 気分転換や、リラックスもできる。 ASTの自己ケアは、そんなお風呂のようである。 右手から出る気で、気を体の不調の箇所に送り、体の調子を整える。 体の緊張している箇所、痛みのある箇所、凝っている箇所を見つけては せっせとケアする。 面白いもので、やり出すと止まらない。 ここも、そこも、あそこも、ついでにケアしておこう。 そんな気分になる。 実は、リラックス効果や気分転換を図るには、家族ケアの方がもっとよい。 やはり、自分でやるより、誰かにやってもらう方が、数十倍も気持ちがよいのである。 家族の誰かが、ASTをやれるとなると、 ―ちょっと
。。。。。。もう1ヶ月前になってしまいましたが、 2018年6月7日(木)毎日新聞の夕刊に、 『術後7割 抗がん剤不要』 早期乳がん 再発程度変わらず 米研究チーム という小さな見出しのニュースが載りました。 早期乳がんの方で、術後、再発の可能性の恐れが“低い”と判定された方だけでなく、“中等度”と判定された方でも、抗がん剤による化学療法は不要である。 ホルモン療法だけで十分だという報告でした。 このような判定を受けるのは、早期乳がん患者さんの7割をも占めるそうです。 今回の結果は、必ずしも再発の恐れが高くない場合でも、『念の為』ということで、化学療法を併用してきた従来の治療法の選択に、大いに役立つだろうと記されていました。